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2023年 3月 22日 逃げたら一つ、進めば二つ
こんにちは!東進川口校の松山です。
さて、今回のテーマは、「この1年間を振り返って高校生に伝えたいこと」です。最近伝えてばっかりですね。しかも、「この」1年間を振り返って書かなきゃならないわけで、去年と同じことを書くという手抜きは許されないみたいです。
とりあえず私の大学2年生としての1年間を、このブログを書く前に振り返ってみたのですが、後悔の感情が常に自分の頭を渦巻いてさっきから体調が悪いので、今回はさっさと本題に入ります。
私が皆さんに送る言葉は、「時に及んで当に勉励すべし、歳月人を待たず」です。漢文の勉強を始めたら誰しもが習う例文ですね。意訳すると、「時間は有限だから、その時々に機会を逃さずに一生懸命に目の前のことと向き合え」という意味です。
大学に入りたての頃は、誰しもがその大小問わずに理想を掲げるものです。特に第一志望校に届かなかった人は、尚更大きな理想を掲げると思います。私だけかもしれませんが。
しかし、大学生の中で己の当初の理想通りに人生を歩んでいる人はそんなに多くないです。それは、大学生活はイレギュラーのオンパレードだからです。ですから安心してください。大学生活の計画なんてものは高校生の受験勉強の計画より遥かに脆弱で、私たち担任助手は大学生としていつも想定外の事態に振り回されています。イレギュラーが起こることをも想定して決断・実行出来るのは一部の超人だけなので、私からは臨機応変に対応することの重要性を伝えておきます。
高校生の皆さんは常に学校からの課題、想定外の部活や委員会、時には遊びの予定に翻弄されていることでしょう。もしくは東進にテキストを忘れて受講が出来ない、なんてこともあるかも。ありきたりな話ですが、予定が狂った時に今出来ることを即実行に移せる人間が、大学に入ってもアグレッシブに行動できるようになるのです。でも、このブログをここまで読んでくれている皆さんはそんなんじゃありませんよね?結論から言います。別に何もしなくてもいいです。ただし、その体験は絶対に皆さん自身の記憶に刻み込んでください。記録するもよし、あるいは怒り、悲しみ、屈辱といった感情として覚えておくのでもいいです。風化させるのはなしです。同じ失敗を繰り返しても構いません。予定が狂った結果、今、目の前にある現実から目を背けさえしなければ。そうすればいずれ、予定が崩れても今出来ることを頑張ろう、出来なかったことはすぐに挽回しよう、という思考回路になっていくはずです。なっていくと信じましょう!
このブログは書いていて、私自身にとっても大きな教訓となりました。読者の皆さん、一緒に逞しく生きていましょう!