ブログ
2021年 5月 13日 学部紹介~東京大学 教養学部 理科二類〜
こんにちは!担任助手1年の佐々木陸(ささきりく)です!
今回からブログテーマは、「学部紹介」となりました。
各担任助手が所属する学部について、自身の将来の夢や志に関連させて紹介してくれます!
川口校でいつもクールにはたらく担任助手の方々が、普段、大学では何をしているのか、どうしてその学部を選んだのか、気になりますよね?
え?気にならない?
・・・
まあ、気になったあなたも気にならないあなたも一度読んでみてください!
きっと自分の将来の夢や志望校を考える上で役に立つはずです!
さて、これから書く私のブログに他の方のブログが読まれるかがかかっていると思うと緊張しますが、
それでは私の所属する学部について紹介しましょう!
私が所属するのは、東京大学 教養学部 理科二類です。
東京大学の前期課程、つまり1、2年生は文理にかかわらず教養学部に所属し、その中で、入試時に志望した6つの科類(文:3、理:3)に分かれます。
そして、進振りを経て、後期課程でそれぞれ専門的な学部へと配属されるのです。
(進振りとはなんだ?と思った方、後期課程の学部を決める選抜だと思っていただければ大丈夫です。詳しくは、6月頃に担任助手2年の徐さんが説明してくれるのでそちらを参考にしてください。)
ここでは、教養学部と理科類について簡単に説明します。
まず、教養学部は、後期課程の専門的な学びの前に、幅広い基礎知識と様々な分野に適応する学問的な力を養う、リベラル・アーツ教育を行う場として設けられています。
つまりは、最先端の研究をするには、高校レベルの学力では足りないから、もう2年間学びなさいということでしょう。
幅広い知識を養うというだけあって、必修の授業に加えて、理系は文系の授業、文系は理系の授業も履修しなければなりません。(他分野の授業を受けてみると、新しい発見が多くて案外楽しかったりもします。)
次に、理科類についてです。理科類には、理科一類、理科二類、理科三類の三つが存在します。
この三つで何が違うのかといえば、大きく違うのは人数と後期課程の進学先ですかね。
人数は、一類が1000人、二類が500人、三類が100人程度です。
人数が少ないほど難しいというわけではなく、入試の最低点だけ見れば一類より二類の方が低いです。(入試問題は共通です。)
後期課程の進学先では、
一類は工学部と理学部、二類は農学部と薬学部が多く、
三類はほとんどが医学部に進みます。
とはいうものの、一類から農学部に進んだり、二類から医学部に進んだり、はたまた文系の学部に進んだりすることもできます。(進振りでの頑張り次第ですが…)
大学に入ってからも自分がやりたいことを考える時間があるということも、東大のいいところだと思います。
私は、魚の研究がしたいという夢があるので、農学部に入りやすい理科二類を選びましたが、夢の決まっていないという人も、是非、東京大学に入ってやりたいことを探してみてください!
これで、本日のブログを終わろうと思いますがいかがだったでしょうか?
何か質問や感想などがあれば、気軽に声をかけてください!
また、他の記事を読んだ感想などもそれぞれの担任助手に伝えてくれると嬉しいです。
それでは、また川口校で会いましょう!
全国統一高校生テストまで残り31日!!
<お知らせ>
今年度のブログは、毎月、奇数の日の投稿となります。
したがって次回の投稿は、明後日5月15日です。
毎日投稿を楽しみにしていただいていた方には、大変申し訳ございませんが、今後ともよろしくお願いいたします。