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2023年 10月 21日 学習においてだいじなこと
こんにちは!見に来てくれてありがとうございます、担任助手1年の東海林(しょうじ)と申します。
時の流れは早いもので、気づけばもう共通テストまで約2か月。
推薦だったり特別入試など、もう大学入試期間が始まっているよという人もいらっしゃると思います。
試験本番というのはやはり背負っているものが異なってくると、それこそいちばん最初に受ける試験なんかは慣れというものもまだなくて、緊張は必ずと言ってもいいほどに降りかかってくると思います。
ただ、大学受験を経験した身として、個人的には正直あんまり模試と変わらないと思っています。それほど東進模試等々の再現性が高いともいえると思うんですが。逆に、普段の模試から本気で取り組んでいると、ここにきてメリットが返ってくるというのもあるかもしれません。
気合を入れることは重要なことですが、入れすぎると空回りしてしまうことがあります。人間普段と違ったことをするといつも通りのようにいかないケースがあることがあるので。よく普段通りに、という言葉を激励の際に聞くことが多いかと思いますが、ある程度はそれを信じて本番に臨んでいいと考えています。
こんな感じで、本番だからと何か特別なことをする必要はありません。今までに培ってきた学力を信じて、あとは目の前にある試験問題だけに集中すると、意外と何とかなるものです。
本番に強い人の特徴として、超集中いわゆるゾーン状態に入ることができるということが知られていますが、これも何か特別なものというわけではなくて、脳内のクリーンさ的なものだと考えています。後悔や焦りなどの他念がなく、目の前だけに集中し、自分の実力を100%引き出せる状態、それをかっこいい感じに言っているだけのものだと思ってます。
そのため、いくらゾーン状態が自分の実力を100%発揮できるものだといっても、限界以上の力を過度に期待することはナンセンスです。結局、上限を決めるのは自分の努力次第ですから。
それでいうと、そもそも実力が足りていない場合は、残念ながら意外と何とかなりません。
大学が求める学力を上回ったうえで本番に集中することができれば、勝利は見えてくるはずです。
さて、今回のお題は高1・2生がこの時期にすべきことだったはずなのですが、おっとこれは。
前置きが長すぎて申し訳ありませんですが、本題に入るます。
そうはいっても、高1・2生のみなさんにアドバイスできることと言ったら、本当に「基礎」だけかもしれません。
聞きすぎてはいはいそうですねムーブをかましてしまうのは自分もそうだったのでまじでわかるのですが、それだけ重要なことであるということはわかっているみなさんも多いかと思います。
英語だったら、単語熟語文法語法イディオムですね。東進生であれば、まずは高マスで大まかに基礎知識をつけた後、カバーしきれない部分は単語帳や文法書であったりとやっていくことをおすすめします。
受験生だった当時に同級生を見てていやというほど思い知らされてきましたが、やはり単語文法強い人は本当に英語強いです。恐ろしいくらいに。長文をみたときに障害なく読み進めることができる、ということはそれだけで何倍ものアドバンテージになります。
数学も同じように、基礎演習に限るかなと思います。高校数学においてはどのような問題であっても突発的に難しいような問題はそう多くはありません。大体の応用問題は基礎的な考え方を組み合わせたものであるので、基礎知識の早いうちからの修得が要になってきます。
ただ、細かくパターン分けをしてこの場合はこう、この場合はこうと解法の暗記に努めることはナンセンスです。公式とは言えど、それが定理であるなら定義から導出することが可能なので、なるべく覚えることは少ない方が、より数学力、思考力を訓練させることができるはずです。1個を覚えることで100個のケースに対応できるように意識して学習を続けていけば、それだけで効率の良い勉強ができていると思います。
高2生のみなさんは特に、もうすぐやってくる共通テスト同日体験受験が一つの重要な鍵となってくるので、本番を受けに行くような気持ちで勉強を続けてほしいです。共通テストこそ、基礎的な知識や考え方の応用が求められる試験なので、やはりこの時期は「基礎」を追及すべきところであると思います。
今回はここまでです!
受験生低学年問わず、悩みや質問があったら僕たち担任助手にいつでも話しかけてください!まってるよー
それでは、最後まで見てくれてありがとうございました!