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2022年 5月 2日 学部紹介~東京大学 教養学部 理科二類編〜
こんにちは!担任助手2年の佐々木陸です!
最近は、減量でご飯があまり食べれず大変です(笑)
さて学部紹介ということで、私の所属する東京大学 教養学部 理科二類についてお話しします!
東京大学の前期課程、つまり1、2年生は文理にかかわらず教養学部に所属し、その中で、入試時に志望した6つの科類(文:3、理:3)に分かれます。
そして、進振りを経て、後期課程でそれぞれ専門的な学部へと配属されるのです。
(進振りとはなんだ?と思った方、後期課程の学部を決める選抜だと思っていただければ大丈夫です。詳しくは、6月頃に担任助手2年の徐さんが説明してくれるのでそちらを参考にしてください。)
ここでは、教養学部と理科類について簡単に説明します。
まず、教養学部は、後期課程の専門的な学びの前に、幅広い基礎知識と様々な分野に適応する学問的な力を養う、リベラル・アーツ教育を行う場として設けられています。
つまりは、最先端の研究をするには、高校レベルの学力では足りないから、もう2年間学びなさいということでしょう。
幅広い知識を養うというだけあって、必修の授業に加えて、理系は文系の授業、文系は理系の授業も履修しなければなりません。(他分野の授業を受けてみると、新しい発見が多くて案外楽しかったりもします。)
次に、理科類についてです。理科類には、理科一類、理科二類、理科三類の三つが存在します。
この三つで何が違うのかといえば、大きく違うのは人数と後期課程の進学先ですかね。
人数は、一類が1000人、二類が500人、三類が100人程度です。
人数が少ないほど難しいというわけではなく、入試の最低点だけ見れば一類より二類の方が低いです。(入試問題は共通です。)
後期課程の進学先では、
一類は工学部と理学部、二類は農学部と薬学部が多く、
三類はほとんどが医学部に進みます。
とはいうものの、一類から農学部に進んだり、二類から医学部に進んだり、はたまた文系の学部に進んだりすることもできます。(進振りでの頑張り次第ですが…)
大学に入ってからも自分がやりたいことを考える時間があるということも、東大のいいところだと思います。
私は、魚の研究がしたいという夢があるので、農学部に入りやすい理科二類を選びました!
進振りの点数的には余裕なのでおそらく農学部に入れるかと(笑)
それではまた明日!お楽しみに!